手順1: Twilioコンソールにアクセスし、資格情報の確認と生成を行う
この手順ではTwilioのサービスを利用するために必要な資格情報の確認方法とVerifyで利用するサービスの生成方法を体験します。
Verifyを利用するためには、次の3つの情報が必要です。
- Account Sid
- Auth Token
- Verification Sid(VerifyサービスのSid)
1-1. Twilioアカウント情報を確認
事前にTwilioアカウントを作成していない場合は下記の記事に従い、アカウントを作成します。
Twilioが提供するサービスの多くはアカウント情報(Account SID
, Auth Token
)を利用し認証します。これらの情報はコンソールから確認できます。(アカウントSID、AUTTOKEN) それぞれの値を控えておきましょう。
今回のハンズオンでは利便性のために使用しませんが実運用ではAccount SID
ならびにAuth Token
のかわりにAPIキー
およびAPIキーシークレット
を利用するようにします。
1-2. Twilio Verifyサービスの作成
Twilio Verifyは二要素認証の仕組みを提供するサービスです。このサービスは主に次のような機能を持っています。
- コードの生成
- SMS、音声通話、Email、プッシュ通知でコード通知
- コードの認証
SMS、音声通話で通知する場合はTwilioがあらかじめ取得している電話番号を利用するため、改めて番号を取得する必要はありません。
まずはVerify コンソールを開きます。初期状態ではサービスが存在しないため、Create Service Now
ボタンをクリックし、サービスを作成します。FRIENDLY NAME
にはわかりやすい名前をつけておきます。
サービスを作成すると設定画面が表示されます。ここでSERVICE SID
の値を控えておきます。そのほかの設定を変更する必要はありません。
次のハンズオンでこれらの情報を利用します。