手順3: CLIを使ったステータスの確認とSMSの発信
はじめに
Twilio CLIには現在アクティブなプロファイルにひもづくプロジェクトのアクティビティをモニタリングできる便利な機能を提供しています。この機能を利用し、デバッグ時にTwilioに関するアクティビティをリアルタイムで確認できます。
また、音声機能だけではなく、SMS発信機能についてもこのハンズオンで体験します。
この手順を進めるための前提条件
- Twilio CLIがすでにインストールされており、音声通話が可能な電話番号を購入済みであること。
3-1. watchを起動
次のコマンドを実行すると、中断されるまでTwilioプロジェクトのアクティビティを出力し続けます。
twilio watch
コマンドが見つからない等のエラーが表示された場合は、次のコマンドでwatchプラグイン
をインストールした後に再度試してください。
twilio plugins:install @twilio-labs/plugin-watch
このwatch
を実行させたまま、購入済みのTwilio番号に電話をかける、あるいは別のシェル(ターミナル)またはコマンドプロンプトを開き、電話を発信します。下記のようにログが出力されることを確認してください。
And now my watch begins. It shall not end until CTRL-C (SIGINT).
Date Type Code Text
2020-08-17 14:21:21 call[in] ringing FROM: +81xxxxxxxxxx, TO: +1xxxxxxxxxx
2020-08-17 14:21:21 call[in] in-progress FROM: +81xxxxxxxxxx, TO: +1xxxxxxxxxx
2020-08-17 14:21:42 call[in] completed FROM: +81xxxxxxxxxx, TO: +1xxxxxxxxxx
3-2. SMSを送信
SMSの送信も試してみましょう。次のコマンドを--from
を取得したTwilio番号、--to
を検証済みの電話番号に変更し、SMSが届くことを確認します。
twilio api:core:messages:create --from +1xxxxxxxxxx --to +81xxxxxxxxxx --body はろー
利用している携帯電話会社によって値段は異なりますが、海外の番号から送られたSMSに返信すると約100円/通の費用が発生します。不用意に返信しないよう注意しましょう。
watch
を別に起動している場合はこちらのアクティビティが出力していることを確認できます。