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手順1: TwiML Binsを使った応答

TwilioはTwiMLと呼ばれる独自のマークアップ言語を用いて着信への応答を定義できます。

この手順では着信に対して定型メッセージを流す用途で利用できるTwiML Binsの利用方法を学習します。

1-1: TwiML Binの作成

コンソール - TwiML Binsリンク、または画面左側のナビゲーションに表示されているExplore Productsリンクで表示される製品一覧からTwiML Binsをクリックし画面を開きます。

続けてCreate new TwiML Binボタンをクリックします。

Create TwiML Bin

1-2: TwiMLを定義

次の画面では2箇所を設定します。

項目名 説明
FRIENDLY NAME このTwiML Binを識別できる任意の名前
TWIML 応答(下記参照)

TwiMLを次のように設定します。正しく定義できていればエディタ下部にValid Voice TwiMLと表示されます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Response>
  <Say language="ja-JP"><break time="2s" />お電話ありがとうございます。</Say>
</Response>

Edit TwiML Bin

表示が正しいことを確認したのち、Createボタンをクリックし作成します。

1-3: 着信時の応答として設定

それではこのTwiML Binを着信時の応答として設定しましょう。電話番号コンソールを開き、先ほど購入した番号をクリックします。

電話番号コンソール

クリックした番号の詳細画面が表示されます。このVoice & Faxセクションまでスクロールし、A CALL COMES IN項目を設定します。

最初のドロップダウンでTwiML Binを選択します。

TwiML Bin

次のドロップダウンで先ほど作成したTwiML Binを選択します。

TwiML Bin - Selected

最後に画面下のSaveボタンをクリックし変更を反映します。

1-4: テストコールをかけ、設定を確かめる

この番号に電話をかけてみましょう。

トライアルアカウントの場合は最初にトライアル版を利用中であるというメッセージが再生されます。全文は下記の通りです。このメッセージはスキップできません。そのため最後までこのメッセージを聞いてください。

You have a trial account. You can remove this message at anytime by upgrading to full account. Press any to execute your code.

メッセージの再生後に何かキーを押すと指定したメッセージを再生できます。日本語のメッセージが再生されることを確認しましょう。

このようにTwiML Binsを利用すると定型メッセージを再生する着信応答を迅速に設定できます。

次の手順

手順2: Twilio Functionsを使った応答